秋芳梨は、明治37年(1904年)に栽培が始まり令和6年(2024年)で120年を迎えます。 この長い歴史の中で、最盛期には88戸の組合員が居ました。ところが現在は高齢化、後継者不足により23戸となりました。この内8戸の生産者がIターン及びUターンで新規就農しています。私もIターンで美祢市に移住して参りました。秋芳梨生産販売協同組合の安定した出荷体制と、組織内の技術指導部による生産に関する知識、技術、心構えを学び、まだまだ未熟ではありますが、日々精進しております。 この長い歴史の有る秋芳梨の先達者の皆様が長年に渡り培った経験、技術及び知恵を元に、農業以外の仕事の経験者が持つ消費者目線、新たな発想等を融合しつつ、昨今の気候変動にも気を付けて「安心、安全でおいしい梨」をより多くの方々にお届けし続けたいと思います。 生産者全員が想いを込めて作った秋芳梨をどうぞ今年もご賞味下さい。 |
秋芳梨生産販売協同組合 組合長 戎 隆明 |
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秋芳梨選果場 |
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梨組合による講習会 平成22年の出発式 |